樹木葬という言葉を最近巷でよく聞くようになりました。
では、樹木葬とは木で造られたお墓?木を植えて納骨するの?など勘違いする方もいらっしゃるのではないでしょうか
しかし樹木葬の基準を示す規定は今の所、正式にはないようです。
ですが多くの樹木葬の形式は、個別の納骨で墓石が小さな石のプレート(30センチ程度)で出来ていて管理費のいらない永代供養のお墓が、樹木葬と呼ばれています。
当サイトの樹木葬の定義は、お骨を個別に納骨できる小さなお墓です。
では、なぜ近年、樹木葬が人気なのでしょうか、それは合祀ではなく、個別納骨で、管理費等の費用がかからない。一度、代金を支払えば永代(永遠)にお寺さんが供養してくれる。
現代の様な少子化、核家族化の日本ではピッタリのお墓と言えるでしょう。
このことから最近、人気が高まっていると考えられます。
費用的にも20万円〜50万円前後と大変お求めやすく。お墓もスタイルも芝生や樹木が庭園風で外観も良いので人気を後押ししているのでしょうね。
お寺の墓地や霊園の墓地に巨大な石蔵と観音様があれば、おそらくそれが永代供養墓です。
形は石蔵の上に観音様があったり、大きなお墓になっていたり様々なデザインがあります。
特徴としましては、お骨をひとつの場所に収める合祀タイプが多く、当サイトの永代供養墓の定義は合祀墓としています。
費用負担が比較的安価であることとも特徴のひとつです。
永代供養なのでお寺が存続するかぎり、遺族に代わりにお寺が供養してくれるシステムとなっています。
納骨壇とは、お寺の境内で屋内に建てられたお骨を収められる施設です。
いわゆるロッカータイプとなっておりお墓のマンションのような感じです。
特徴は、室内なので草刈り掃除の手間が大幅に省かれ、維持が簡単です。屋内なので天候を気にせずお参りができます。雨の日や夏の暑い日でも問題ないでしょう。
納骨堂は屋内ということもあり、管理費は必要となります。地価の高い都会のお寺で採用されることが多かったですが、近年ではこの便利さのため郊外のお寺でも採用され注目を浴びています。